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北川は九州の中でもとりわけ豊かな自然が残っている川です。 |
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この川が平成9年9月の台風19号で激甚な災害を受け、同年5月に日本の河川法が変わった事もあり、徹底した環境調査の基に地域の自然や歴史にも配慮した川づくりがなされました。 |
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五ヶ瀬川水系北川は、アユ漁やレジャーなど、地域住民の憩いの場として親しまれており、また、希少な植物が棲息する良好な自然環境が残された河川です。そこで、これらの社会環境や自然環境を損なう事のない治水計画の策定を行っています。 |
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| この地域に伝承されてきた「霞堤」という、下流部を開放して遊水地に洪水を逃がすことで破堤や越流を防ぐ方式を踏襲し、 |
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霞堤 |
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北川では、河道の規模が小さく、加えて河道沿いに山が迫っているため、これまで霞堤(河川全体の安全性を保つために、洪水をある程度陸地側に導く構造の堤防)方式を採用しています。そこで、当事業においても、引き続き霞堤方式により整備を進めていきます。 |
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河川敷のワンドなどを開削した場合には新たなワンドを復元したり、 |
| ワンド復元工事 |
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| 新しく堤防を作るときにも堤内の河畔林や竹林はできる限り保全し |
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河畔林を保全した新堤防 |
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河川近辺の樹木は、樹木が持っている機能を考慮し、できる限り残していきます。また、霞堤開口部には、スクリーン効果を期待し、竹林を移植します。 |
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環境マップ |
| 施工による小動物への影響はテレメトリーを使って調査し、施工後もモニタリングが続けけられています。また、北川全域が「河川生態学術研究会」の研究対象河川とされているので、メンバーの研究者がしょっちゅう調査に訪れています。その調査で新しい湿原や絶滅危惧種が沢山いる支川も発見され、新たな保護政策も模索中です。 |
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河道掘削や樹木の伐採などによる、瀬や淵の変化、あるいは生物環境への影響については、モニタリング(※1)を重ねながら最適な対処方法を検討しつつ、事業を進めていきます。
(※1) モニタリング : 追跡調査 |
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